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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/3/13のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

先週のドル/円相場は、米国連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ開始観測を
受けた米国10年債利回りの上昇、日経平均株価が19,000円台まで上昇したこと
などで強含みに推移し、一時122円台を回復、122円04銭の高値をつけました。
しかし、本田内閣官房参与が円安牽制発言を繰り返したこと、米国2月の小売
売上高が予想を下回る落ち込みだったこと、ギリシャの債務協議が難航した
ことなどで上値も抑えられ、高値圏での足踏み相場となっています。

テクニカルで見ると、一目均衡表では三役好転を続け、ドルの上昇基調が
維持されていることが示される一方で、RSIは80を越える高値圏に
張り付いており買われ過ぎ感が強まる状況となっています。

今週は、本日から日銀金融政策決定会合、明日から米連邦公開市場
委員会(FOMC)が開催され、日米の金融政策に注目が集まります。
特に、直近のマーケットではFOMC声明文の文言修正と早期の
利上げ開始への思惑を高めながらドル高で推移してきたことから、
FOMCの結果次第では波乱も予想されます。

またFOMCの結果にかかわらずイベントを通過することでの材料
で尽くしの動きの可能性もあり、ドル高基調がメインシナリオの
なか調整的な動きに注意が必要となりそうです。

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