2015/1/28のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、東京午前はドルのショートカバーが先行し、118円台を回復する局面も
ありましたが、NY時間の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで様子見ムードも強く、
明確な方向性は出ませんでした。
注目のFOMCでは、米連邦準備理事会(FRB)は声明で、景気判断を「経済活動はしっかりとしたペースで
拡大している」とし、前回の「緩やかなペースで拡大」から上場修正となり、ドルが買われる動きとなりました。
ただし、同時に金融政策の正常化開始には「忍耐強い」アプローチが必要との姿勢が表明されたため、
その後債券利回りが低下し、ドルが売り戻される展開となりました。
テクニカルで見ると、昨日はほぼボリンジャーバンドの中での動きであり方向性が見出しにくい
形となっています。
FOMC後にボリンジャーバンドの下方ブレイクが見られましたが、明確なバンドウォークに
つながっていません。
RSIを見ても売られ過ぎ・買われ過ぎという水準までは達しておらず、相場が細かいポジションの調整を
中心に動いていることが示唆されているといえそうです。
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