2014/10/14のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、107円を挟んだ方向感のない相場が続きました。
東京時間は日経平均が大幅に下落したことを受けてリスク回避の円買い圧力が強まり
106円台に押し込まれましたが、下値では本邦輸入企業などのドル買い意欲が
強く下支えされる展開となりました。
海外市場に入っても予想を上振れた米国の銀行決算を好感した株式相場の回復、
米国でエボラ熱感染が拡大するとの懸念がいったん緩和したことを背景に、リスク回避の
円買いが後退したものの、引けにかけた株式相場の失速でリスク回避の円買い、
ドル売りが再燃し、一進一退の攻防となっています。
テクニカルで見ても、下値はボリンジャーバンドのロアーバンドで止められれているものの、
上抜けする勢いもなく、方向感ない動きとなっています。
MACDを見ても、シグナルとMACDが交錯し続けており、明確な方向が見出せません。
ただし、106円台では下値が試しつつあるように見え、市場では、ポジション調整が
一服してくれば、ファンダメンタルズに沿ったドル上昇の動きが再開するとの見方が
強いようです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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