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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/9/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京が休場のなか、ポジション調整のドル売りが
やや優勢の流れで108円台後半での動きが続きました。

米軍がイスラム教過激組織「イスラム国」を標的とした空爆をイラクから
隣国のシリアに拡大しましたが、これに対する市場の反応は限定的でした。
ただし、イスラエル軍がシリア機を撃墜したとの報が流れると、一時的に
安全資産の円を物色する動きが活発化し、欧州時間に一時108円25銭まで
下落する動きとなりました。

この動きで、小さなバンドウォークが観察されましたが、大きな流れには
つながっていません。

その後、NY時間に入ると、米国の金融政策正常化をにらんだ円売り・ドル買い圧力は
根強く、じりじりと109円水準に向けてドルが値を戻す展開となりました。

ボリンジャーバンドは下抜けから一転、上抜けを試す動きとなりましたが、
上昇力には限りがあり、上方向のバンドウォークが示現せず、アッパーバンドが
上値抵抗となっている状況です。

もっとも、相場の大きな流れに変化が出ているわけではないため、昨日の動きで
短期調整を終えたと考えることも出来、その場合は再度110円を試す動きが
出てくることになりそうです。

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