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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/9/24のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のユーロ/ドル相場は、アジアから欧州時間にかけては材料難から
模様眺めムードが強く1.28ドル半ばを中心とした小動きが続きました(A)

しかし、ドイツのIFO経済研究所が発表した9月の業況指数が、
市場予想の105.7、また8月の106.3を下回る104.7となったことを受け、
ユーロがじりじりと値を下げる展開となりました。
IFO業況指数は、5カ月連続の低下で、2013年4月 以来の低水準となったことで、
欧州中央銀行(ECB)が米連邦準備制度理事会(FRB)型の量的緩和(QE)に
踏み切るとの思惑が強まったことが、ユーロ売りの背景にあります。

さらに、NY時間に入ると、米商務省が発表した8月新築一戸建て住宅販売件数は
前月比で18.0%上昇 、伸びは1992年1月以来の大きさとなったことを受け、
ドル買いが加速、ユーロ/ドルも急落する動きとなり、1.28ドルを割り込み、
一時1.2774ドルまで下落しました。

この流れで、ボリンジャーバンドを一気に下抜き、バンドウォークが示現していることが
確認できます(B)

もっとも、MACDを見るとアジア時間に既に買い転換に失敗し、下方向への
シグナルがはっきりとしてきていることが観察でき、ユーロ/ドルの下落基調は
続いていたということでいえるでしょう(C)

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