2014/6/23のドル円相場の考察
昨日の豪ドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日の豪ドル/円相場は、アジア時間に発表された6月の中国PMI速報値が拡大と縮小の節目となる
50を6カ月ぶりに上回り、市場予想も超えたことから、中国を最大の輸出先とするオーストラリアの
豪ドルが急上昇する動きとなりました。
豪ドル/円は、96円を回復し、2ヶ月ぶりの高値をつけています。
テクニカルで見ると、先週末は95円後半でのきわめて狭い動きとなっており、ボリンジャーバンドが縮小し、
次の動きに向けてエネルギーを蓄えていた様子が伺えます(A)。
これが、中国の指標発表をきっかけにエネルギーが放出され、一気にボリンジャーバンドを上抜けし、
バンドウォークを示現していることが確認できます(B)。
ただし、MACDではバンドウォークが起きる前に豪ドル買いのサインが出ており、豪ドル上昇の流れは
底流にあったものと思われます(C)。
もっとも、96円台はここ1年での高値圏にあり、一段の上昇余地が広がるためには3月の高値である
96円半ば水準をしっかりと上抜けする必要がありそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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