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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/5/30のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

先週のドル/円相場は、ウクライナ大統領選挙で親欧米派のポロシェンコ氏が過半数を獲得したものの、
ウクライナ東部での紛争が激化したことで、101円43銭まで下落する展開となりました。
しかし、その後、黒田日銀総裁が円高に対する牽制発言を繰り返したことや、日本の4月のコアインフレ率が
前年比+3.2%まで上昇したことを材料に下値も限定的な動きとなっています。

テクニカルで見ても、先週後半は下値トライの動きが見えるものの、下ひげが長く下げ渋る動きが
確認できます(A)

ローソク足と遅行スパンの関係からは、先週から今週にかけては横ばいの動きが続く可能性が
高いことが示唆されています(B)

さらにRSIを見ても、中立水準での動きを続けており、方向感がないことがわかります(C)

今週は週末に米雇用統計の発表があり、その結果を見るまでは動きにくい展開が続きそうです。
雇用統計に関しては、4月と比較してやや弱い結果が予想されています。
ただし、5月12日週の失業保険継続受給者数が減少していたことを考えると、ポジティブ・サプライズに
警戒が必要といえるのかもしれません。

提供: FXトレーディングシステムズ
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