2014/5/29のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、最近の流れを引継ぎ101円台での方向感のない小動きが続きました。
東京時間では、月末を控えた輸出企業のドル売りやクロス円 の売りが散見され、
一方、輸入企業の手当て買いはほとんど見られなかったことから上値の重い展開となりましたが、
下値も限定的だったといえます。
NY時間に入ると、新規失業保険申請件数が強い結果だったことから、101円71銭まで買われたものの、
その後、米長期金利の下げ幅拡大により101円41銭まで値を落とした、その売り一巡後は下落前の
水準まで戻すという方向性のない動きとなっています。
テクニカルで見ると、0.3%乖離のエンベローブのロアーラインとSMAの間での動きとなっており、
ボラティリティーが低下していることが確認できます。
また、上値がSMAまでしか戻れないことから、方向感がないながらも昨日はやや売りが
優勢であったことが示唆されています。
もっとも、NY時間以降はMACDが陽転しており、短期的には101円40銭水準で底打ちした
可能性も考えられるでしょう。
提供: FXトレーディングシステムズ
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