FXを始めると良い3つの理由
@FX編集局です。
今日はFX(外国為替証拠金取引)を始めると良い3つの理由について少し書いてみたいと思います。FXは金融商品のひとつですので、当然投資に対するリターンを期待して取引します。ただ、利益を上げること以外にも実はメリットが沢山あるのです。
自分の資産運用について考え始める
FXは様々な金融商品の中でも仕組みがわかりやすく、馴染みやすい商品です。最近ではJALの経営破綻によって株券が紙くずになる等社会を困惑させていますが、実は株取引は金融商品の中ではかなりハードルが高い商品です。1回の投資額も大きいですし、手数料もかかります。その他にも、会社の経営状態やビジネスプランなど知っておくべき事は沢山あります。
その点FXは将来通貨の価値が上がるか下がるかを予想して、取引をするのみで、仕組みはとてもシンプルです。また、レバレッジも魅力で、少ない証拠金額で取引ができるため取引に対するハードルは低いといえます。もちろんレバレッジがある以上、自分の原資の何倍もの取引が可能であるが故にリスクも伴いますが、それは運用ポリシーですので、低いレバレッジで運用すればその分リスクは軽減できます。
銀行預金の金利は低く、昨今の経済状況では銀行経営破綻に伴うペイオフで1口座1000万円しか保証されない状況下では、自分の資産を増やすためにも、投資に対するリテラシーはあって損はないと思います。自分の資産をどう運用していくかの入り口として、FXは馴染みやすいのではないでしょうか。
経済の状況に目を向ける
ニュースで日経平均や外国為替市場の情報は聞き流すのみで、時折大きく値が動いたときに注目する程度であったこれらの情報について、より興味がでてきます。FXで勝つためには、経済情勢や世界情勢など様々な情報を収集しておく必要があります。自然とニュースが頭に入ってくるようになりますので、社会人としての常識も備えられるようになり良いですね。
為替に関係なくとも、BloombergやReutersのサイトを見るようになり、様々なニュースを吸収できるようになるので、これまでえら得なかった知識が増えるのではないでしょうか。
リスクとリターンを理解する
日常会話の中でも「リスクがある」といった表現を用いますが、まさにこのリスクとそれに見合うリターンを真剣に考えるのがFXをはじめとする金融商品です。大きなリスクをとると大きなリターンを得られる場合もありますが、逆に大きな損失を被る恐れもあります。これを身をもって経験できるため、そのバランス感覚が養えます。
いきなりは難しいでしょうが、そのバランスを保つ考え方ができるようになるだけでも、様々な状況において違った考え方もできるようになるため、メリットがあります。美味しいだけの話はなかなか存在しません。何かしらのリスクがあるからこそ、リターンがあるのです。少し無理矢理ですが、この等価関係を理解していると、よくわからない詐欺にあう、なんてことも減るかもしれませんね。
まとめ
これまで述べてきたように、基本的にはFXに限らない話ですが、自分の資産を運用していくことが、新しい考え方ができたり、これまで触れることの無かった情報に触れたりすることに繋がります。
2008年の統計では、日本人の個人資産内訳の約55%が現金預貯金で構成され、約30%が保険・年金準備金で構成されています。残りの15%程度が債券・投資信託などで構成されています。一般的に論じられているのは、諸外国と比較すると、金融・リスク商品に対するリテラシーの低さであり、国民一人あたりの金融資産が世界でもトップクラスであるにも関わらず、この様な内訳になっていることです。これらのデータはあくまでも平均された結果ですので、すべての個人に当てはまるわけではありませんが、先進国の中でリスク商品に対する理解が浅いことは読み取れるかと思います。
いかがでしょうか。まずはFXから始めてみる個人投資、面白いかもしれませんよ?