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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/4/9のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、一昨日の大幅下落で値ごろ感が生じ、輸入企業のドル買いが
流入したことで、底堅く推移しました。
市場では前日の下落が急速だった分、リバウンドを試す展開となり短期筋の売り仕掛けの
買い戻しや実需筋の押し目買いなどが入っているとの声が聞かれました。
また、上海総合株価指数などのアジア株が堅調なことも、支援材料となったとの指摘もあります。

しかし、NY時間に米連邦準備理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
で早期には利上げに踏み切らない可能性を示唆したことを受け、ドルが下落、ドル/円も
上値を抑えられる展開となっています。

テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドが縮小を続けており、一昨日の大幅下落に対する
調整を続けていることがわかります。
目先は102円水準を中心とした持合で、相場のエネルギーを蓄積していく局面となりそうです。

ただし、MACDをみると昨日に買い転換して以降、かろうじて買いの状況が続いており、
持合の中でもややドルの戻りに期待ができるといえるかもしれません。

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