2014/2/11のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円ルは、東京市場が休場の上、FRBの新議長イエレン氏の初の議会証言に
注目が集まっており102円台前半での方向感のない動きが続きました。
22時半の議会証言原稿の発表が注目されると、「巨額の債券買い入れ規模の縮小ペースが
即時に現在のペースから大きく逸脱することはないとのシグナルを送った」と判断され
ドルが急速に買い戻される展開となりました。
しかし、「量的緩和の終了後も強い緩和政策が適切である」、「失業率が6.5%を大幅に下回っても、
低金利は維持する公算」と伝わったことで、巻き戻しのドル売りも出る形となり、
上下に大きなヒゲの出る動きとなりました。
その後は、市場も冷静にイエレン氏が継続性を強調したことにサプライズはなかったとの見方を示し、
ドル/円も102円70銭近辺まで値を上げる展開となっています。
もっとも、ドルの上昇でボリンジャーバンドを上抜けたものの、明確なバンドウォークはなく
緩やかなドルの買い戻し基調のなかの上下の振幅と言う動きであったと考えられます。
これは、MACDが一昨日に陽転して以降、一貫して買いシグナルを続けていたことと整合しており、
ドルの買い戻しの流れが続いているものと思われます。
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