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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/1/16のドル円相場の考察

現在のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京朝方はドルが堅調に始まり105円を試す場面もありましたが、
105円水準は非常に強い上値抵抗があり、頭を抑えられました。

ドルの上昇に背景には本邦輸入企業のドル買いが指摘されています。

その後は、日本株が軟調になったことを受けて、ドル/円も反落する展開となっています。

もっとも、RSIを見ると朝方の上昇でも価格の上昇に対してRSIは高値を更新することが出来ず
ダイバージェンスを形成していることから、反落の課はいつ起きてもおかしくはなかった状況に
あったことが分かります(A・A’)

海外市場では、米国の11月対米証券投資が売り越しとなるなど海外資本による米国資産離れに伴う
ドル売りが優勢となったほか、週次新規失業保険申請件数が増加したことを受けて債券利回りの低下し、
ドル売りが優勢となりました。

また、ルー米財務長官が「日本の長期成長、有利な為替相場への過剰な依存によっては可能でない」と
発言したことが伝わると円の買い戻しが加速する展開となりました(B)

この流れで104円前半までドル/円が下落しましたが、ボリンジャーバンドを下抜けても
強いバンドウォークは確認できず、下値の底堅さを確かめた形となっています。

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