2013/12/11のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの日足、一目均衡表、Williams %Rを表示しています。 |
昨日のユーロ/ドル相場は、欧州短期金利の上昇や、欧州中央銀行(ECB)が金利を低水準に維持しながらも
追加引き下げには踏み切らないとの観測の高まりがユーロを下支えし、7営業日連続の続伸となりました。
10月25日の高値1.3832ドルに迫っており、この水準を上抜くことができるかどうかに注目が集まっています(A)。
ドル/円同様、一目均衡表では三役好転となっており、相場には強い上昇力が見られます。
ユーロ/ドル、ドル/円ともに大きく上昇しているためユーロ/円の上昇幅は大きく、
年初来では23%超上昇していることには驚かされます。
ただし、価格は上昇し続けるものの、Williams%Rは高値圏に張り付いた状況となっており、
ダイバージェンスが確認できます(B・B’)。
これは、強いトレンドが出た時に起こるオシレーター系テクニカルの限界と言えますが、
同時に相場が行き過ぎていることは間違いなく、短期的な調整はいつ起こってもおかしくないことを示唆していると
言えるでしょう。
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