TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2013/12/12のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2013/12/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、終始底堅い動きを続け、NY時間には一段高となって月初の高値を抜き、
本年5月の高値103円後半に迫る展開となっています。

昨日は労働省発表の12月7日までの週の新規失業保険申請件数が6万8000人増の36万8000人と
12年11月以来の多さだったものの、米商務省が発表した11月の小売売上高が前月比0.7%増となり
市場予想を大きく上回ったことを受け、世界最大市場である米国の着実な景気回復が示されたとして、
ドルが他の幅広い通貨に対して買われ上昇する展開となりました。

テクニカルに見ると、NY時間のドル上昇ではアッパーバンドの絡みながら上昇しているものの
急激なロアーバンドの拡大は見られず、通常のバンドウォークよりは緩やかながら力強い上昇力を
示唆するものとなっています。

MACDを見ても、一昨日の海外市場で買い転換して以降一貫して買いサインを出しており、
またMACD・シグナルともにしっかりと右から上がりとなっているところに相場の力強さを感じます。

本日は、5月22日の高値103円74銭を上抜けるかどうかが注目されます。

提供: FXトレーディングシステムズ
ボリンジャーバンドMACDなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ