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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/11/20のドル円相場の考察

現在のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日は、ニューヨーク時間に、欧州中央銀行(ECB)が中銀預金金利のマイナスへの引き下げを検討していると
ブルームバーグが報道したことを受けて、ユーロが幅広い通貨に対して下落しました。

米連邦準備理事会(FRB)が公表した10月29-30日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、経済の伸びによって
正当化されれば、今後数回の会合のいずれかで資産買い入れ縮小を決定できると一部のメンバーが認識していたことが明らかになったこともユーロ/ドルを圧迫する要因になったとの指摘もあります。

ECBによるマイナス金利導入の報道でユーロ/ドルは1.35ドル前半から一気に1.34ドル前半まで下落しました。
この流れで、ボリンジャーバンドの急拡大が起こり、強気バンドウォークが形成されています(A)

もっとも、RSIを見るとユーロ/ドルは東京時間には既に売り転換していることが確認でき、ECBの金利関連ニュースでは売りサインの維持となっていたことが分かります(B)

ニューヨーク時間の引けにかけては、相場はボリンジャーバンドのなかに戻ってきており、下落が一服したことをうかがわせていますが、RSIは依然売りサインを続けており、本日もユーロの上値の重い展開が予想されます。

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