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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/10/22のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日は、延期されていた米雇用統計の発表が行われました。
市場では、米連邦準備理事会(FRB)による今後の金融政策の行方を占うものとして注目しており、発表後為替相場は乱高下しました(A)

米雇用統計では、失業率が2008年11月以来の低水準となる7.2%に低下したものの、非農業部門の雇用者数は、市場予測の18万人より大幅に少ない14万8000人にとどまったことから、主要6通貨に対するドル指数はユーロ主導で8カ月ぶりの低水準となる79.182まで下落、ユーロ/ドルは一時1.3792ドルと2011年11月中旬以来の高値をつけました。
ドル/円も一時97円86銭まで下落しましたが、こちらはともに先安観のある通貨同士であり明確な方向性は出ない状況が続いています。

予想を下回る雇用統計を受けて、FRBが年末まで量的金融緩和策を継続するとの見方が広がり、今後のドルの圧迫材料となりそうです。

テクニカルで見ると、雇用統計でのドル反落の前に既にローソク足とRSIのダイバージェンスが起きており、ドルがいつ反落してもおかしくない状況が示されていたことが確認できます(B・B’)

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