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テクニカルで検証する昨日の相場

2013/10/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円は、東京時間からドルの軟調な展開が続きました。
これといった材料があるわけではないものの、中国株安・金利上昇が意識される中でリスクオフになっており、リスクオンモードで買い進まれてきたドルに対し、その調整が入っていると指摘されます。

海外市場でも中国の短期金利上昇を受けて中国経済をめぐる懸念が強まり、安全な通貨とされる円が買われる動きとなり、雇用統計の結果から量的緩和縮小が来年以降に延長されるとの思惑とともにドルの圧迫要因となっているようです。

テクニカルで見ると、東京午前中は98円近辺での小動きであったものの、昼前から徐々に下落しボリンジャーバンドのロアーバンドを下抜けると下落が加速しました。
この流れでクリアーなバンドウォークが形成され97円前半までドルは下落しています(A)

MACDを見ても一昨日のNYの引けにかけてドル売りに転換しており、その後は反転の兆しを見せるものの騙しに終わり、一貫してドル売りの差異を続けていたことが分かります(B)

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