2013/8/14のドル円相場の考察

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昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

[拡大画像はこちら]

チャートはドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。

昨日のドル/円は、98円を挟んでの一進一退の動きとなりました。
東京時間は取引が閑散で98円50銭から100円に並んだ本邦輸出企業のドル売り注文が上値を抑える形となりましたが、一方で、輸入企業からは断続的な買いが流入し、ドルの下値を支えています。
東京の午後に入って、ドルはこうした実需のサポートを失い、いったん97円87銭付近まで下落しますたが、日経平均が約１週間ぶりに1万4000円を回復したことで新たなドル買いが誘発され、前日の海外市場でつけた高値98円34銭を
上回って98円43銭まで上昇しました。

ただし、この上昇ではボリンジャーバンドに届かず、相場に勢いがないことが示されています。

海外市場では、一段の膠着状況となり98円前半での狭い取引が続きました。
ボリンジャーバンドのロアーバンドのタッチする局面もありましたが、一過性でバンドウォークには繋がらず
バンドの中での動きにとどまっています。
価格は膠着して横這いとなっているものの、MACDを見ると一昨日の海外市場で売り転換して以降売りサインが
続いていることには留意が必要かもしれません。

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