2013/7/25のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、東京時間午前には国内機関投資家などの買いで一時100円45銭まで上昇しましたが、その後は輸出企業の売りが断続的に出て相場を圧迫する展開となりました。
手掛かり材料に乏しい中で、海外勢は上値追いに慎重になっているとの指摘もあります。
海外時間に入っても、ドルはじりじりと下落を続け、NY時間では発表された米国の経済指標がさえない内容だったためドルが売りに押される動きとなりました。
さらに、引けにかけては一部報道で「FRBは来週のFOMCで850億ドルの債券購入プログラムを維持する方向」との見解を示したことで、急激にドル売りに群がる形でとなり、一時99円を割り込み98円88銭の安値をつけました。
昨日は、一昨日と反対の動きでほぼ1日一貫してドルが年長な動きとなり、日替わりで方向感が変わる相場となっています。
テクニカルで見ると、昨日の下落ではボリンジャーバンドのロアーバンドを何度も下抜けたもののバンドウォークは示現せず、下落にも急激な力がかかっているものではないことが示唆されます。
MACDは朝方陰転して以降、一貫して売りサインとなっていますが、方向感のない相場状況では、このMACDの転換が目先の底打ちを示す可能性もあるため要観察といえそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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