2012/11/13のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日のドル/円は、朝方は自民党政権誕生期待の高まりによる一段の金融緩和を見込んだ一部海外ファンドによる円売りでドルに上昇圧力がかかりボリンジャーバンドを上方ブレイクしました。
しかし、バンドウォークには繋がらず、ボリンジャーバンドが上値抵抗となってしまいました(A)。
その後、リスクオフの流れが強まると、一転、円買いが優勢となり79円21銭まで下落し、この動きでボリンジャーバンドを下方ブレイクしましたが、ここでもバンドが下値抵抗となり、相場の加速は見られませんでした(B)。
NY時間に入ると、ギリシャ向け次回融資の遅れやスペインの支援要請をめぐる不透明性がユーロを圧迫し、対ユーロでドル買いが進むと、ドル/円もつられる形で上昇する展開となりました。
ドル/円は79円台半ばを中心に方向感のない動きを続けていますが、現状は上下の値幅を縮めてきており三角持ち合いを形成しつつあるように見えます(C)。
MACDを見てもシグナルとの交錯を続けており、明確な方向感を見出せません。
次の材料が出てくるまで、手を出しにくい相場が続きそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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