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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/8/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日は、東京仲値にかけて輸入企業のドル買いが流入し、これがドルを押し上げ、その後の上昇基調を作りました。

テクニカルで見ると、一昨日の海外市場で既に相場反転に兆しが見えていました。
ローソク足が安値を更新したにもかかわらず、RSIは切り上がりを見せており、ローソク足とRSIのダイバージェンスが、その後のドル上昇を示唆しているといえます(A)

また、東京の朝方は78.40円水準に上値抵抗がありましたが、仲値でのドル買いに伴って、この抵抗を上抜けており、ドルの上昇をサポートする形となっています(B)

海外市場に入ると、小売売上高などの米経済指標が緩やかながら米経済が成長し続けていることを示す結果となり、次回米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和が決定される可能性が小さくなったとの指摘がでて、金利見通しに最も敏感なドル/円で、ドルが買われ円が売られる展開となりました。

それまでも徐々にドルが切り上がっていた相場でしたが、この動きでボリンジャーバンドのバンドウォークが確認され、先週の高値を上抜けて79円手前まで上昇する展開となっています(C)

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