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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/7/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日は、スペインの財政不安の高まりからユーロが引き続き売り込まれる動きで、対ドルで2年ぶり、対円で11年半ぶりの安値水準まで下落するなか、ドル/円は膠着相場が続きました。

リスク・オンの流れが続き、円の買い圧力が強いものの、78円割れでは政府・日銀による介入警戒感のため、一気に円を買い進むことも出来ない状況となっています。

テクニカルで見ても、相場の煮詰まり感が現れています。
現状は、サポートラインSとレジスタンスラインRに挟まれた三角持ち合いを形成しています。
値動きも78円台の前半での小幅なものにとどまっており、ボリンジャーバンドもバンドの幅を縮めて来ています。

RSIを見ても、中立水準での横這いとなっており、方向感が見いだせません(A)

市場では、リスク・オフの流れが続くものの口先介入が続いており、78円割れの水準では下げ渋る可能性が高いとみているが、米10年債利回りが過去最低となる中で、ドルの戻りも鈍いだろうとの指摘が聞かれます。

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