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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/7/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日のドル/円は、米国の小売り売り上げが予想を下回ったことを受けてドルが売り込まれる展開となりました。
バーナンキFRB議長の議会証言が注目されるなか、一段の金融緩和期待の強まりもドルを押し下げる要因との指摘もあります。

テクニカルにも、ドル軟調な地合いが確認されます。

昨日の下落で、一目均衡表の先行スパンの雲を再び下抜ける動きとなっています(A)
また、既に遅行スパンは陰転しており、ドル下落リスクが高くなっているといえるでしょう(B)

現状では、6月の安値からの上昇分の61.8%押しス順で止められており、このレベルを維持できるかが焦点となります(C)
このレベルを割り込むと、全値戻しである、前回安値77.70円レベルが視野に入ってきます(D)

もっとも、Williams%Rは既に低水準まで落ち込んでおり、この水準から一気に底割れとなることは難しいかもしれません(E)

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