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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/3/8のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日の東京市場は、週末に中国が預金準備率を引き下げるとの噂やギリシャ債務交換の申し込み期限を控え、模様眺めの展開となり1.31ドル半ばでの持ち合いが続きました(A)

その後、ギリシャ債務交換に対する楽観的な見方が強まりユーロ買い・ドル売りに反応、ユーロ/ドルは1.31ドル後半へと上昇しました。
この動きで小さなバンドウォークが発生したものの、短時間で勢いのなくなる展開となっていました(B)

海外市場に入るとギリシャ政府が債務交換につき日本時間9日15時に結果を公表との報道があり、さらにはギリシャ政府高官が「民間債務者の大半が債務交換に応じる意向を示し、無秩序な債務不履行に陥るリスクが回避された」と伝えたことでユーロが一段と買い進まれる展開となりました。
この動きで再びバンドウォークが発生し、今回はしっかりとした動きとなり1.32ドル半ばを突き抜ける動きとなっています(C)

DMIを見ると、ADXは既に東京時間の昼過ぎから上昇に転じており、その後一貫して上昇していることから、昨日のユーロ上昇はしっかりとしたトレンドとなっていたことが確認できます(D)

提供: FXトレーディングシステムズ
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