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テクニカルで検証する昨日の相場

2012/3/9のドル円相場の考察

先週のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ユーロ/ドルの日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週のユーロ/ドルは、ギリシャ債務交換プログラムへの参加率予想を大幅に上回ったことを受けて1.31ドル水準からから1.33ドル近辺までユーロが買い進まれる展開となりました。
しかし、週末の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回る数字で発表された事を切掛けにドル買いの流れが強まる事となり、再び1.31ドル前半まで押し戻されて週を越えています。

一目均衡表を見ると、現在は先行スパンの雲に下支えられていることが分かります(A)
今週は雲の上限が1.3090ドルレベルとなっていますが、今後雲が厚みをなくしていき、来週以降ねじれてくる形状となっています。
その意味では、下抜けリスクが高まっているといえるでしょう。

また、遅行スパンを見ても陰転の兆しが出ています(B)
今週はローソク足との関係では上方向への圧力が強まるようにも見えますが、逆に陰転してしまうと急落リスクのある形状といえ注意が必要でしょう。

ただし、Williams%Rはかなり低水準まで落ち込んでおり、このまま一気にユーロ下落が起きるかどうかは疑問が残るところです(C)

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