2011/2/13のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.2%)、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のドル/円は、77円後半での小動きが続く展開となりました。
先週のドル上昇に対する利食い売りや本邦輸出企業の円買い意欲がドルの上値を抑え要因となりましたが、ドル買い戻しの流れは大きく変化しておらず下値も支えられる動きとなっています。
テクニカルは、膠着が確認されるものとなっています。
日中の動きでは、上下ともに0.2%乖離のエンベロープにまで到達していません。
通常ドル/円では0.3%程度の変動が起きているため、現状動きが小さくなっていることが分かります。
NY時間には一時ドルが下値を試す展開もあり0.2%乖離のエンベロープを下抜けていますが騙しに終わり、すぐに戻ってしまっています(A)。
77円前半の下値抵抗が強いことが示唆されているといえます。
DMIを見るとADXが一貫して下がってきていることが確認できます(B)。
これもトレンドの喪失を示しているものであり、次の動きへのエネルギーを蓄積している状況といえそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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