2011/2/15のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、パラボリック(Parabolic)、MACDを表示しています。 |
昨日のアジア時間のユーロ/ドルは、中国の欧州支援に対する思惑からリスク志向の思惑が強まる展開となり、ユーロが底堅い動きを続けました(A)。
東京の朝方、横這いの価格の動きでMACDが交錯した後にしっかりとした買いシグナルとなっていることが確認できます(B)。
しかし、海外市場ではマーケットのムードが一変しています。
ユーロ圏財務相電話会合に向けて、独財務省報道官が、「ギリシャの支援の実施に必要な成約書にが、届いていない」と発言したことで、リスク回避の動きが強まりました。
また更にはNYダウが100ドルを超える下落となったことや、ユンケル・ユーログループ議長が、「ギリシャ救済に関して20日に決定を下せると確信している」と述べて、支援策の決定が先延ばしされたことなども嫌気され、ユーロ売りにつながっています。
この下落でパラボリックが売りに転じて、その後も一貫して売りシグナルを続けています(C)。
MACDを見ると、パラボリックの転換に先駆けて売り転換していることが分かります(D)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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