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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/10/20のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.1%・0.3%)、RSIを表示しています。

昨日もドル/円はアジア時間から欧州時間にかけて膠着した動きを続けていました。
上値は0.1%乖離のエンベロープ・アッパーラインで止められ(A)、下値も同様に0.1%乖離のエンベロープ・ロアーラインが抵抗となっています(B)

ドル/円の通常時の動きは0.3%乖離程度が抵抗となることが多いことを考えると、今回の膠着感の強さが窺えます。

NY時間に入ると米9月新規失業保険申請件数が予想を上回る申請数だったことを受けて、ドル買いの動きが強まり、ドル/円は一時77円台を回復する展開となりました。
もっとも、急激に動いたように見えるものの、上値は0.3%乖離のエンベロープ・アッパーラインで止められており、この動きは通常の変動幅にすぎません(C)

その後は、再び76円台に押し戻されており、本日も76円台での膠着相場が続く可能性が高いように思われます。

RSIを見ても、一貫して50%付近での動きを続けており、一方向への動きは見えません(D)
ドル/円はしばらくは手を出しにくい相場が続きそうです。

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