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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/9/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

週明け東京市場のドル/円は、先週末のG7で円高是正については期待された対応がほとんどなかったことから、上値の重い展開で始まりました。
東京午前中こそ、77円半ば付近でのもみ合いとなっていましたが(A)、欧州時間になると再び円買い圧力が強まる展開となりました。
ユーロ/円が急落し103円台に突入したこともドル/円の下落要因と指摘されます。

この動きで、ボリンジャーバンドは拡大を伴って下方ブレイクし、バンドウォークを形成しました(B)
バンドウォークは通常の4時間ほど続き、その間76.70円近辺までの下落となっています。

MACを見ると、この下落前には既に売り転換を示しており、東京時間での持ち合いで買い転換の兆しとなったものの騙しに終わっていることが確認できます(C)
転換の失敗が相場の流れを加速させることを示唆する形状といえます。

その後は、MACDも転換を見せドルは自律調整の戻りに入っています(D)
再び77円台を回復してきましたが、これが自律調整の範囲で終わるのかどうかが、本日の注目といえそうです。

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