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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/7/27のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.3%)、MACDを表示しています。

昨日のドル/円は、4か月ぶりの円高水準である77円台半ばまでに突入しましたが、その後は反発し、ややムードの変化が見られました。

7月20日の高値79.30円水準から引かれたレジスタンスラインRに上値を抑えられ、ここのところ一貫してドル安トレンドが続いていたことが確認できます。
そのレジスタンスラインRを昨日は上抜けています。

また、エンベロープを見るとロアーラインをやや下回ったところが下値抵抗となっていたものの、上値についてはアッパーラインまで到達することがなくドルが軟化してきていました。
しかし、これも昨日アッパーラインを突破するレベルまでドルの上昇がみられました(A)

さらにMACDを見てみると、下落トレンド継続中は、反発してもゼロ水準まで戻っていないことが確認できますが(B)、昨日は久しぶりにゼロ水準を突破してきています。

以上のことから、これまで底なしのドル安というムードがやや変調しつつある可能性が指摘されます。
このままドルが戻ると言うほど強いドル上昇のシグナルはなく、まだまだ下値不安は残るものの、この雰囲気の変化には注目したいところです。

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