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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/6/3のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週は、週前半にドルの戻りがあり、82円回復を試す展開となりましたが、週末には80円割れ間近まで軟化しました。

一目均衡表の先行スパンを見ると、週前半には雲の中にしっかりと戻っていたものが、週末の米雇用統計を受けたドルの下落で完全に雲を下抜けてしまっており、再び下落圧力が強くなる展開といえます(A)

遅行スパンを見ると、ローソク足との順行が確認され、遅行スパンに規定されたドル安圧力が続いていることが確認できます(B)
この力は今週前半続きますが、週後半にはこの呪縛から離れドルの戻りが期待できる形であることには留意しておきたいところです。

現状では、ドルの戻りが押し戻されてしまったことで、再び80円割れが視野に入っており、5月5日の安値79.60円水準が下値抵抗として下支えとなるかどうかがポイントといえそうです(C)

ただし、Williams%Rは既に売られ過ぎを示す水準まで下落しており、ここから一直線にドル下落が進むことも難しいように見えます(D)

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