2011/5/17のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日は、80円後半で膠着していた相場が大きくドル高方向へ動く展開となりました。
ボリンジャーバンドを見ても、大きく勢いのあるバンドウォークが確認できます(A)。
このドル/円の上昇は、ドル高というよりも円安といった方がよく、その背景には武田薬品工業や東芝など海外企業買収による円売りの思惑やモルガン・スタンレーがMSCIの入れ替えにおいて日本株の一部を外したことなどが指摘されています。
典型的な形でバンドウォークが観察できますが、実はMACDではそれに先駆けてドル買いのサインが点灯していることが確認できます(B)。
バンドウォークは通常よりも長く続き、利食いのサインであるロアーバンドの転換まで7本の足を数えることが出来ます(C)。
また、陽転後一貫してドル買いサインが継続していたMACDの最高値(転換点)とボリンジャーバンドのロアーバンド転換がほぼ一致していることが注目されます(D)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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