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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/4/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、82円台での膠着した動きとなりました(A)
ボリンジャーバンドも収縮してきており、相場が次の動きへのエネルギーを溜めつつある状況が示唆されています。
現在は、協調介入以前の円高トレンドへの回帰と協調介入以後の円売りに対する調整的な円買い戻しとのどちらの流れか判断しにくいところです。
ただし、いずれにせよ円高の流れが続くことへの思惑が強くなっているなか、再び協調介入への警戒感が高まることで、相場が一方向へ動きにくい状況となっていると言えるでしょう。

MACDを見ると昨日の米国債格下げの報道によるドル上げの後の戻しで陽転して以降、買いサインを続けていることが分かります(B)
もっとも、MACDでは買いサインを出し続けているにもかかわらず、相場は横這いを続けており、ダイバージェンスの一種といえます。
したがって、本日のドル/円相場は下方向への圧力が高まるリスクが懸念される状況といえそうです。

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