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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/4/14のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベロープ(25SMA±0.5%)DMIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、レジスタンスラインRとサポートラインSによって三角持合いが形成されていましたが、ドル売り圧力が強くサポートを割り込み下落する展開となりました。
サポートラインを割り込むとドル下落が加速しエンベロープのロアーラインを付け抜けてしまっています。

その後もドルは軟調な動きを続けエンベロープのロアーライン以下での滞留時間も長くなっています(A)
0.5%乖離のエンベロープは1時間足において乖離のめどとなることが多かったことから考えると、ドル売り圧力の強さが窺えます。

これは、DMIを見てADXが右上がりを続けトレンド形成を示唆していたこととも整合する動きといえます(B)

ただし、一時82円台に突入したものの反発は早く、その後は徐々にドルが値を戻す動きを続けています。
現状ではレジスタンスラインRも上抜けてしまい、下抜けたサポートの達する勢いとなっています。

このドルの戻りによりADXは下落基調に転じており、現状のドルの上昇は調整の範囲内ということができそうです(C)

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