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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/2/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.3%、0.5%)、RSIを表示しています。

昨日のアジア時間は、ドル/円はもみ合いながらも軟調な推移となりました。
83.70円水準で膠着していましたが、重みに負けた形でやや値を下げる展開となっています(A)

海外市場に入ると、米国の住宅関連の指標が好調だったことを受けて米国株が堅調に推移し、それを好感してドルが買い戻される動きとなり、84円に迫りました。
しかし、この上昇はエンベロープのアッパーバンドに上値を抑えられて跳ね返されています(B)

その後は、米国債利回りの低下を受けてドルの利食い売りが先行する動きとなり、ドル/円も再び83円半ばまで下押しています。
もっとも、この下押しもエンベロープのロアーバンドに支えられて止められていることが確認できます(C)

昨日は荒れた上下動に見えましたが、上下ともにエンベロープ(25SMA±0.3%)に抑えられていることから、一方向に動くエネルギーが少ない膠着相場が続いていることを確認したと言えそうです。

RSIを見ても、50%水準を中心とした上下10PTS程度の範囲に収まっており、方向性のないことが示されています(D)

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