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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/09/30のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

本日から10月相場がスタートしました。
中間決算期末を終え、下半期の相場のスタートとなりますが、ドル/円相場は依然介入に注目が集まり動きにくく、我慢大会のような様相となっています。
昨日は、9月の市場介入の実績が発表となりました。介入額は2兆1249億円で、そのほとんどが9月15日の介入と思われ、1日の介入額としては過去最大規模であったことが確認されています。

昨日は、東京時間での戻りを期待されたドル/円でしたが、上値はボリンジャーバンドのアッパーバンドで止められてしまいました(A)
期末ということもあり、介入期待が強かったものの、ドルの上値は限定的だったといえます。

その後は徐々に値を下げる動きとなり、83.50円を割れたところで下落が加速し、ボリンジャーバンドも拡大しバンドウォークが示現しています(B)
この動きで83.16円まで下落しましたが、米国経済指標が予想を上回ったことや介入警戒が根強かったことなどから83円半ばまで値を戻してNYを引けています。
ただし、ドルの戻りも鈍く上値では83.60円水準からすでに上値抵抗が刑されています(C)

RSIを見ても上値が限定されていることが確認でき、相場の趨勢はまだ下向きにあると判断されます(D)

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