2010/09/21のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日の東京時間のユーロ/ドルは、ゆっくりした動きながらも底堅い足取りで1.30ドル台前半から後半へと上昇しました。
欧州時間に入るとアイルランド及びギリシャの国債入札が好調な結果になった事が伝わり、ユーロが対ドルや対欧州通貨で上昇する展開となりました。
このとき、ボリンジャーバンドを上抜けしましたが、トレンドを形成できずバンドウォークには至りませんでした(A)。
続くNY時間では、米国の住宅関連指標が予想外の好結果となった事を受けてドルの買い戻しの動きが見られたものの、FOMCの発表を控えて模様眺め気分強く小動きが続きました。
注目のFOMCでは、事前予想の通り金利は据え置きとなったものの、声明文で今後の追加緩和実施の可能性を明確に言及した事が材料となり、急速にドル売りの流れが強まり、ユーロ/ドルは1.31ドル前半から一気に1.32ドルを突破する動きとなりました。
この動きで、ボリンジャーバンドを再度上抜け、今度はバンドウォークの示現に成功しています(B)。
DMIを見ても、FOMC後のユーロ上昇ではトレンドが作られていることが確認できます(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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