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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/8/24の ドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日は、朝から一貫してドルが軟調に推移し、三角持ち合いを下抜ける展開となりました(A)

85円を割れたことで政府の対応が注目されましたが、欧州時間に野田財務相が会見を行い「介入に対してはコメントしない」とするなど、緊急性の全く無い内容となった事に市場は失望して一気に円買い動向を強める展開で15年ぶりの83円台をつけています。
この動きで、ボリンジャーバンドを下抜けてバンドウォークとなっています(B)
昨日のドルの下落は勢いのあるもので、通常4~5時間のバンドウォークが倍近い時間続いていることが確認できます。

DMIをみても低水準だったADXが上昇していることで、ドルの下落がトレンドを伴ったものであったことが分かります(C)

NY時間の終りにかけては、日経新聞のネット版で「日銀が追加緩和実施の検討を始める。」との観測報道がなされたことを受けてドルの買い戻しが強まり、84円台を回復しています。

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