TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2020/1/7のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2020/1/7のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


拡大画像はこちら

●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/23)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、108円半ばで方向感のない動きが続き増した。

前日の米国市場で株安や金利低下に歯止めがかかり、
ドルに買い戻しが入った流れは東京市場でも継続し、
イラン情勢への警戒感は根強いもののリスク回避ムードは小康状態でした。

NY時間に入ると、米国の19年11月の貿易統計で、
貿易赤字が約3年ぶりの低水準となったことや
米サプライマネジメント協会(ISM)の12月の非製造業景況感指数が
前月比1.1ポイント上昇の55.0と2カ月ぶりに上昇し、
市場予想の54.3も上回ったことなどを材料に、ドルの買戻しが優勢となり、
一時1085円63銭まで値を戻しました。

この上昇で情報ボリンジャーバンドを上抜けたものの、
バンド幅の拡大にはつながらず、バンドウォークの形成には至りませんでした。
また、RSIをみると欧州時間から中立の50水準前後での動きが継続しており、
明確な方向感が出ていないことが死されています。

本日も昨日同様の108円台での動きが続きそうですが、
ソレイマニ司令官の追悼儀式などが終わり、
服喪明けのイランの報復に対する警戒感が高まっており、
サプライズリスクはダウンサイドにあるといえそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

提供: FXブロードネット
ボリンジャーバンドRSIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ