2019/12/26のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/23)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京午前から
株高を眺めながら上昇する動きとなりました。
この上昇で、ボリンジャーバンドを上抜け
バンドウォークを形成していることが確認できます。
ただし、この投機筋はドルが110円に乗せてから上値攻めをすると予想されており、
109円後半では一段の上昇の勢いはありませんでした。
NY時間に入ると、米国の年末商戦が堅調に伸びたことが明らかになったほか、
米週次新規失業保険申請件数は3週間ぶりの低水準となったなどを好感して
一時109円68銭まで上昇しましたが、
クリスマスの翌日でロンドン市場などが休場で、
米市場参加者も少なくドル買いの勢いも鈍いものとなりました。
NY時間でドルは高値を更新したものの、RSIは頭打ちの形状となっており、
その後はドルも軟化、109円65銭水準でNYを引けています。
本日も、ドルは底堅い動きが続くものと思われますが、
北朝鮮が一方的に設定した米朝非核化交渉の期限である年末が迫っており、
予断を許さない状況が続くことになります。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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