2019/12/16のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/09)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、
東京から欧州時間にかけて109円台での狭いレンジ取引が続きました。
前週末に強まった楽観ムードは早くも一服となり、
方向感なく揉み合いとなりました。
この間、MACDはゼロ水準で支シグナルと重なっており、
方向性がないことが示されています。
NY時間に入ると、中国の11月小売売上高と11月鉱工業生産が予想を上回ったほか、
米国の12月NAHB住宅市場指数が20年ぶり高水準を記録したことなどを受け、
リスクオンの流れとなり一時109円68銭までドルが値を戻しました。
この上昇でボリンジャーバンドを上抜けましたが、
明確なバンドウォークにはつながらず、上昇力にも限りがあることを示唆しています。
本日も109円台で底堅い動きが期待されますが、
110円を試すには材料不足のように思われ、レンジ相場継続となりそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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