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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/12/11のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/09)(PDF)

●デイリーレポート
12月11日のドル/円相場は、東京から欧州時間にかけては、
FOMCの結果発表を控え市場参加者の様子見姿勢が強く、
小動きが続きました。

注目のFOMCでは、市場予想通り政策金利を据え置いたほか、
メンバーの予測で、2020年を通じて政策金利据え置きを予想していること
が明らかになると、一時ドル買いが強まり108円77銭の高値を付けました。

しかし、その後パウエルFRB議長が会見で
「利上げには持続的で大幅な物価上昇率を確認したい」
「労働市場は強いが、逼迫しているかどうかわからない」と発言したことで
低金利環境が当面続くとの見方が広がるとドル売りが優勢となり
108円47銭まで反落し、ほぼ安値圏でNYを引けています。

テクニカルで見ると、MACDが売りサインを続けているものの、
ボリンジャーバンドでは東京朝方に反転の可能性を示唆しており、
ドルの下値も限られているように見えます。

本日に英総選挙の投開票、
15日に米国の対中追加関税「第4弾」の全面発動の期限を控えていることもあり、
本日も108円台での神経質な取引が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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