2019/9/27のドル円相場の考察
先週末(9/27)のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/09/23)(PDF)
●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、東京午前では利食いのドル売りが先行したものの
107円台後半で底堅い動きを続けました。
また、午後になると再びドルが値を戻し、
欧州序盤には108円台を回復する動きとなりました。
NY序盤では、9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が
予想を上回ったことや、一部報道で米中の閣僚級の貿易協議が
10月10~11日に開かれると伝わったことなどを受けドルが底堅く推移し、
一時108円18銭の高値を付けました。
欧米時間でのドル上昇でボリンジャーバンドを上抜けましたが、
バンド幅の拡大は伴わず、108円台では上値の重い印象となっていました。
その後、複数の米メディアが
「トランプ米政権が中国への証券投資を制限することを検討している」と報じると
米中通商交渉に対する楽観論が後退し、ドル売りが優勢となり
107円79銭まで反落、この水準で週を越えています。
今週は10日、11日の米中通商協議へ注目が集まり、
それまでは模様眺めムードが強くなることが予想されます。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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