2019/9/25のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/09/23)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、ドルが一貫して値を戻す動きが続きました。
東京時間では、前日の海外市場でドルが下落した反動もあり、
ドルの買い戻しが優勢となりました。
また、海外投機筋の間では日銀の追加緩和に対する期待が根強く、
下値ではドルの買い意欲が強いとの指摘もありました。
海外時間に入っても、ドルの買い戻しは続きました。
ウクライナ大統領が国連でのトランプ大統領との共同記者会見で
「トランプ大統領との電話会談は通常のもの、何の圧力もなかった」と指摘し、
トランプ米大統領弾劾への脅威が後退したことや、
トランプ大統領が「中国との貿易協議は想定より早く決着するだろう」と
記者団に対して述べたことなどがドル買い材料となりました。
このドル上昇で、ボリンジャーバンド上抜け、
前日の下落分をすべて取り戻した形となり
108円88銭の高値を付けました。
ドル買いが一巡した後も、107円後半で底堅い動きを続け、
107円75銭水準でNYを引けています。
市場の注目は米中通商交渉、米金利動向、
トランプ米大統領をめぐる政治的な動きに集まっており、
伝わる報道に右往左往する展開が続いています。
この動きはしばらく続くものと思われ、
明確な方向性は期待しにくいといえるでしょう。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
☆ボリンジャーバンドとRSIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット☆
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから