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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/8/14のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/08/12)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京早朝の取引で高値106円76銭をつけた後
ジリジリと下げ幅を拡大し、その後は弱い中国指標をきっかけとする
リスク回避の円買いで、106円前半まで押し戻されました。

前日のドル上昇が、円ロングの投げによる
行き過ぎたものだった反動もあったとの指摘もあります。

テクニカルで見ると、東京朝方にMACDが売り転換しており、
ドルの反落の可能性を示唆していたことが確認できます。

海外市場では、米10年債利回りが一時1.57%まで低下し、
1.59%だった2年債利回りを下回ったことから
米国経済が近く景気後退入りするとの警戒感が強まり、
米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利下げを織り込むドル売りが加速、
一時105円66銭の安値を付けました。

その後、106円台を回復する局面もあったものの、米国株が軟調でNYダウが800ドル下げ、
2カ月半ぶりの安値で終えたこともあり、ドルの上値は重い状況となっています。

昨日の動きで、上値は107円が壁となっていることが意識されたものの、
105円を売り込んでいく材料にも乏しく、
本日は106円を中心とした神経質な取引が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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