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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/8/2のドル円相場の考察

先週末(8月2日)のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/07/29)(PDF)

●デイリーレポート
先週末(8月2日)のドル/円相場は、
前日の海外市場でドルが急落した流れを受け、ドルが軟調な動きとなりました。

東京時間朝方に前日の安値を下抜けると107円も割り込み、
じりじりと軟化する動きを続けました。

欧州時間に入り、米雇用統計を控えながらも流れに変化はなく
じり安の動きとなりました。
ただし、MACDを見ると東京午後には買いに転じており、
下げ止まりの可能性を示唆していました。

NY序盤に発表された米雇用統計は、非農業部門雇用者数は
市場予想通りの内容だったものの、平均時給が予想を上回る伸びを示していたことから、
発表直後はドル買いの反応も見られ、一時107円台に戻す場面も見られましたが、
その後米株式市場が下げて始まると直ぐに戻り売りに押され、
ドルの上値の重い動きが続きました。

引けにかけては、106円前半で揉み合いとなり、
106円60銭水準でNYを引けています。

今週も週初からドルの上値の重い動きで始まっています。
米中貿易戦争の休戦が終了したこと、
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ確率の上昇などを背景に、
ドルの上値の重い動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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