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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/6/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/06/24)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、前日ドルが買い戻された流れを引き継ぎ、
東京でもドル買いが先行しました。

米金利の上昇に加え、実質的な月末・四半期末取引日であったこともあり、
実需の買いも活発化したと指摘されます。

テクニカルで見ても、前日にMACDが買い転換しており、
ドルの上昇を示唆していました。

欧州時間に入ると、ムニューシン米財務長官が
米CNBCとのインタビューで米中の貿易交渉について、
合意達成への道筋がみえると語ったことをきっかけにドル買いが強まりました。

さらにNY時間では、5月の米製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値が、
前月比+0.7%で市場予想を上回ったこともドル買い材料となり、
一時107円85銭の高値を付けました。

ムニューシン米財務長官の米中通商交渉に関する楽観的な発言で
ドルは買い戻されましたが、トランプ米大統領は
「米中会談で貿易協議が不調に終われば、制裁関税第4弾を発動する」と警告しており、
まだまだ予断を許さない状況です。

目先、108円の壁を突破できるかが注目されます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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