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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/6/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/06/03)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、前週末の流れを引き継ぎ
ドルの上値の重い動きで始まりました。

しかし、108円前半では、ドル買いも根強く、
東京午後になるとドルのショートカバーが優勢となりました。
テクニカルで見ても、東京正午過ぎにはMACDが買い転換し、
ドルの戻りを示唆する形となっていました。

欧州からNY序盤にかけて、ドルは緩やかに値を戻す動きで
一時108円44銭まで上昇しました。

しかし、NY中盤になると、米債券市場で
年内に米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動くとの見方が強まり、
米10年債利回りが一時1年9カ月ぶりの水準である2.06%まで低下、
ドルの軟調な動きに転じ108円を割り込み、
107円89銭と1月上旬以来の安値を付けました。

MACDもNY終盤には売り転換し、ドルの上値の重さを表しています。
ただ、ボリンジャーバンドを下抜けたものの、
バンドウォークは形成されていないことから、
下押しの勢いも強いものではないことが示唆されています。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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