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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/5/24のドル円相場の考察

先週末(5/24)のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/05/20)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、東京午前の取引では実需のドル買いが目立ち
ドルは底堅い動きで一時109円75銭を付けたものの、
買い一巡後は109円半ばへ反落し、こう着感を強める動きとなりました。

その後、欧州時間に再び東京高値を試す局面もあったものの、
高値は109円73銭までで更新できず反落しています。

NY時間に入ると、4月の米耐久財受注の落ち込みを受けて
米景気減速懸念が強まり、ドルは下落する動きとなりました。

4月の米耐久財受注では、設備投資の先行指標とされる
「航空機を除く非国防資本財」が前月比で0.9%減り、3月分も大幅に下方修正されたことで
企業の設備投資が想定以上に弱含んでいるとの見方が広がりました。

この下落を受け、ボリンジャーバンドを下抜けた一時109円28銭までつけたものの、
フォローする動きは弱く、その後は安値圏での小動きとなり、
NYを引けています。

テクニカル的には、示唆に乏しい動きであり、
明確な方向性を見出せません。
ただし、MACDがマイナス圏で推移を続けていることから、
ドルの上値が重い動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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