2010/04/14のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。 |
昨日は、前日の海外終盤の流れを引き継ぎ、またバーナンキFRB議長の議会証言を控えてドル買い戻しの流れが優勢となった事でドルが買い戻される展開となりました。
しかし、今週に入り93円後半に上値抵抗が出来ていることから、ドルの上昇も限定的となっています(A)。
海外市場では、注目のバーナンキ議長の議会証言で、金融政策への明確な言及は避けられたものの、景気見通しに対して厳しい姿勢も見られたために、これが早期利上げへの思惑を後退させる要因となり、ドルは急反落の展開となっています(B)。
しかし、下値も92.50円水準に抵抗が出来ており、上下の栄光をどちらに抜けるかがポイントとなるでしょう(C)。
MACDを見ても、一方向にバイアスのかかっていない動きが確認され、現状レンジ相場が続いていることが示唆されています。
【テクニカル一口解説】
1. ローソク足
ローソク足は、相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つです。
相場の値動きが一目で分かるように考案されており、ローソクに似た形であることからその名前がつけられており、日本で考案されたものですが、現在では海外でもキャンドル・チャートの名でポピュラーなものとなっています。
ローソク足は、単位期間を定め、単位期間中に始めに付いた値段を始値、最後に付いた値段を終値、 最も高い値段を高値、最も安い値段を安値とし、この四種の値段(四本値)を使って作成されます。
始値より終値が高いものを「陽線」、逆に始値より終値が安いものを「陰線」といいます。
また、始値と終値で作られたボックスをローソク足の「実体」、実体から高値までの線を「上ひげ」、 実体から安値までの線を「下ひげ」と呼びます。
提供: FXトレーディングシステムズ
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